自然

海、山、空、風、太陽、水、林、岩

先日、いろんな自然を感じる1日があった。

それは大変快く、癒されたといってもいい1日だった。

 

そんな体験ができる自然でさえ、普段触れようとは思えなかったりする。

いつでも、自分の気持ちに関係なく、いい気分にさせてくれる自然には、日常的な好感みたいのものを持てていない。

遠く広がる海も、その海面を照らす太陽も、空に近づける山も、そこから見える岩肌も、木々が並ぶ林道も、透き通り流れる川も、どこでも感じる吹き抜けていく風も、毎日あの清々しさで接することができるかというと、少し疑問が残る。

 

田舎であっても、もうこういった大自然を日常的に感じることができなくなっているのが現代のようだ。だからこそ、決して馴れ馴れしくなく、ひっそりと存在をお互いに認め合える自然との関係が、私にとってポジティブな感情を産んでくれるような気がしている。

 

自然に囲まれた中で暮らすと、その景色に感動しなくなってくるのだろうか。だとすれば、今のような距離感で、感動できる自然の方が良いのではないだろうか。